和解 Date : 2008/08/29 (Fri) CM : 2 Category : Private affairs

春に、ワタシを含む従業員の給与も支払わずにとんずらしやがった
元社長のK氏。

あの後少し経ってから元従業員一同で
そのK氏を相手取り
未払い給与の差し押さえの訴訟を起こしてたんですよ。
現在は凍結されているその銀行口座には
少ししかお金はなく、未払いになっている金額には全然足りませんが
少しでもK氏に何かやったらんと腹の虫が収まらん！！っつー人が多数で(笑)

ワタシは法律に関しては全くの素人なのでよく知りませんが
一般的にこういう場合は給与の支払いが最優先なのだそうで
お願いした弁護士さんも
当初は「まず希望通りになるでしょう」とのことでした。

が、K氏にお金を貸している人にしてみれば
元従業員なんてクソ喰らえじゃ、ワシはようけ貸しとんじゃ！ってことで
面白いはずがありません。
当然その人だって回収も全くできてない上に
額が違いますから(笑)
でも、一般的な順序では従業員の給与が最優先な訳ですから
たとえどんなに多額な債権でも
うちらが取った残りしか回収できません。
それどころか、うちらの分だって足りてないので
うちらが持っていってしまったらそれで終わりです(笑)

そんな訳で向こうも必死。
そこで、少しでも自分の債権を回収すべく
ワタシ達にそのお金を取られないように
K氏に弁護士を付け
結局うちらには
「1円も払いませんから」という旨の答弁書を提出してきやがりました。

ワタシは裁判とか訴訟とか言うと
テレビで見るように、裁判官とか被告人とかがいて・・・みたいなのだと思ってましたが
ああいうのにもいろいろ種類があるのか？
うちらのは、お互いが文書でやり取りして
（文書は弁護士さんがいろいろ話を聞いて作成・提出する）
それを最終的に裁判所が判断して判決を出すのだそうです。

それで、K氏の答弁に対するうちらの陳述書を再び提出したところ
前回あれだけ威勢よく「1円も払いません」と言ってきたK氏側より
突然和解の申し出が(笑)

そりゃあ、そうです。
素人のワタシが読んだっておかしな屁理屈が並べられた答弁書だったもの。
指摘すべき点に関する証言も証拠もこっちにはゴロゴロあって(笑)
それを提出すれば、明らかにボロが出る訳で。
向こうの弁護士さんが
どこまで事情を聞いて答弁書を作成したかは知りませんが
うちらの陳述書を読んで、さぞや慌てたことでしょう。

ふははは、いい気味(笑)

何か、ちょっとコレだけで満足？(笑)

ちなみに
今のところ和解に応じるかどうかはまだ決まっていません。
一応、ワタシの意見も求められましたが
ワタシのパート代なんて微々たるものなので
お金のことに関してはお任せすると答えておきました。

ただ、ワタシ的和解の条件として
K氏による直接の謝罪を希望してみました(笑)
悪いことをしたら「ごめんなさい」
これ、人として基本ですから。


さーて、ワタシは明日もK氏の長年に渡る垢を落としに
事務所の掃除に行かなければなりません。
あの汚れ方はハンパなく、年内に終わるかどうか・・・
にしてもホント
引き出しや棚のあちこちから出てくる借用書は壮観っす(笑)
あんだけ借金ってできるんだねーみたいな(笑)